アゲルの教科書 | アルバイトユース | 16 / 59

揚げと焼きをアルバイトへ

クラス5アルバイトユース

序論 ── 心臓部を渡さなければ、店は変わらない

 ユースプロジェクトの全貌の打ち手①、店のオペレーションをアルバイトへ移す話です。

 アゲルの主力業態の心臓部は「揚げ」と「焼き」です。ここが社員の聖域である限り、店は永遠に社員の人数に縛られます。逆に、この2つをアルバイトができるようになれば、店はアルバイトで回ります。

■柱① 天ぷらの「揚げ」

 これまで揚げ場は社員の仕事でした。これを標準化し、トレーニングを積んだアルバイトが揚げ場に立てるようにします。まずランチの揚げ業務を完結させ、最終的にはディナーの揚げ場までが目標です。

 標準化するのは次の項目です。感覚で伝えているうちは、誰にも渡せません。

■柱② たこ焼きの「焼き」

 たこ焼き酒場なにわの焼き場も同じです。焼きの工程を分解・標準化し、アルバイトが一人前の焼き手になれる教育の仕組みを作ります。生地・鉄板温度・返しのタイミング・仕上げまで、誰が焼いても同じものが出る状態を、根性ではなく手順で作ります。

■任せ方は4段階 ── いきなり一人にしない

 「やってみて」で放り出すのは、任せたのではなく投げただけです。段階を踏みます。

  1. 見る ── 横で見て手順を覚える
  2. 補助 ── 工程の一部を持つ
  3. 単独 ── 一人で回しきる
  4. 教える ── 次の人に教えられる

 各段階の合格は基準表でチェックし、時給に反映します。「できるようになった」を感覚で決めないでください。④まで行った人が増えるほど、教育はあなたの手を離れて回り始めます。時給の上げ方は高時給と社員登用にまとめています。

■任せるときの3原則

■よくある止まり方

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