AIで飲食経営サービス
序論 ── AIが飲食店を経営し、その会社もAIが経営する
30年ビジョン①で、私たちはAI×食ビジネスの先駆者を目指すと書きました。その具体的なかたちが、このAIで飲食経営サービスです。
アゲルの店で毎日使っているAI金井――シフト、タイムカード、発注、予実、評価、PDCA――を、他の飲食店にも使ってもらう事業です。ポイントは3つあります。
- サービスの経営そのものをAIがやる
- まずは大塩で全部試し、2027年に年1,700万円の効果を出す
- 将来はコンサルに広げ、アゲルの経営人材が50歳からのキャリアとして担う
■ポイント① サービスの経営そのものをAIがやる
飲食店に「AIで経営できます」と売る会社が、自分の会社を人手で回していたら説得力がありません。だからこの事業は、最初からAIが経営します。
- 計画: AIが月ごとの計画を作り、数字の前提を置く
- 実行: 広告の案、問い合わせへの一次回答、導入の案内、使い続けてもらうための声かけまでAIがやる
- 判断: お客様がどこで止まっているかをAIが毎日見て、次に打つ手を決める
- 報告: オーナーには「やったこと」と「オーナーにしかできないこと」の2つだけを上げる
人が決めるのはお金・契約・権限だけです。人が張り付かないので利益率が高いまま伸び、AIが自分で回っていること自体が、いちばんの営業資料になります。
■ポイント② まずは大塩で全部試す
他社に売る前に、自分たちの店で使い切ります。証拠のない仕組みは売りません。2027年の目標は次のとおりです。
| 区分 | 中身 | 2027年の目標(年間) |
|---|---|---|
| 経費削減 | レジ・タイムカード・給与計算を自前のAIに置き換える | 500万円 |
| 売上アップ | 広告(SNS・Googleの店舗情報・予約)をAIが作って回す | 1,200万円 |
| 合計 | 1,700万円 |
売上アップは「AIを止めた週」と比べて測ります。AIがやったから増えた、と言える形でしか数えません。この1,700万円が、他の会社に「うちではこうなりました」と見せる実例になります。
皆さんの店で新しいレジやタイムカードに切り替わるのは、この実験の一部です。使いにくいところ、間違っているところを遠慮なく声に出してください。それがそのまま商品を良くします。
■ポイント③ 将来はコンサルへ ── 50歳からの経営人材のキャリア
ソフトだけでは入りきらない会社もあります。複数の店を持ち、店長が数字で動く習慣がまだない会社です。そこにはアゲルで店を経営してきた人間が行きます。
- アゲルの経営経験者がコンサルタントとして、AI金井の導入と経営指導をセットで行う
- 数字の集計と段取りはAIが持ち、人は現場を動かすこと・経営者と話すことに集中する。だから1人で何社も持てる
- これを50歳を過ぎた経営人材のキャリアパスにする
人的資本の要素と60歳からの逆算で、60歳の自由は「現場力・経営力・金融知識」の残高で決まると学びます。体力勝負の現場から、積み上げた経営力そのものを売る仕事へ移れる道を、会社として用意しておく。それがこのコンサル事業のもう一つの意味です。
■最後に ── 順番は変えない
大塩で効果を出す → その実例でソフトを売る → 入りきらない会社に人が行く。この順番は変えません。コンサルは売上の柱ではなく、ソフトを深く入れるための手段です。人を増やすほど利益率が下がるので、比率は抑えます。
事業の中身はAIで飲食経営サービス ── 事業詳細、数字と道筋は時価総額100億までの道と事業計画で説明します。